一日葬とは|東住吉区・阿倍野区での費用・流れ・家族葬との違いを解説
「お通夜まではしなくてもよいと思うが、火葬だけというのも寂しい」「高齢の親族に2日間の葬儀は負担が大きい」そんなお気持ちから近年選ばれることが増えているのが、一日葬です。
結論からお伝えすると、一日葬とは、お通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬を1日で執り行うご葬儀のかたちです。家族葬と火葬式のちょうど中間にあたり、「儀式はきちんと行いたいが、負担は抑えたい」というご家族に向いています。ただし、菩提寺があるご家庭では事前の確認が欠かせないなど、選ぶ前に知っておきたい注意点もあります。
本記事では、東住吉区・阿倍野区で26年にわたりご葬儀をお手伝いしてきた葬儀社むらかみ(株式会社ラストステージ)が、一日葬の意味、費用の考え方、家族葬・火葬式との違い、メリットと注意点、大阪市での具体的な流れまでを詳しく解説します。
一日葬とは|まず知っておきたい結論
一日葬とは、通常2日間かけて行う葬儀のうちお通夜を省き、葬儀・告別式と火葬を1日で執り行う形式です。一般葬や家族葬が「1日目にお通夜、2日目に葬儀・告別式・火葬」という流れなのに対し、一日葬は2日目の内容だけを行うとイメージすると分かりやすいでしょう。
参列人数の目安は5〜30名程度で、ご家族・ご親族を中心とした少人数で行われるのが一般的です。「家族葬を一日葬の形式で行う」というように、家族葬と組み合わせて選ばれることも多くあります。お通夜がない分、遠方のご親族やご高齢の方の負担が軽くなり、拘束時間も短くなるのが特徴です。
一方で、お通夜という「故人様と過ごす最後の夜」を持たないかたちでもあります。そのため、儀式を簡略にすること自体は望んでいても、いざ当日を迎えると「もう少しゆっくりお別れしたかった」と感じられる方もいらっしゃいます。一日葬を選ぶ際は、費用や時間だけでなく、この点もご家族で話し合っておくことが大切です。
一日葬・家族葬・火葬式(直葬)の違い
混同されやすい3つの形式を、日数・儀式・向いている方の観点で整理します。
【家族葬】日数:2日/お通夜:あり/葬儀・告別式:あり/向いている方:故人様とゆっくりお別れしたい、儀式をきちんと行いたい。参列者の対応に追われず、近しい方だけで過ごせます。
【一日葬】日数:1日/お通夜:なし/葬儀・告別式:あり/向いている方:儀式は行いたいが、日数や参列者の負担を抑えたい。ご高齢のご親族が多い、遠方から集まる、といったご家庭に向きます。
【火葬式(直葬)】日数:1日/お通夜:なし/葬儀・告別式:なし/向いている方:費用と時間を最小限にしたい。宗教儀式を重視しない場合。ただし菩提寺との関係や後日の弔問対応に注意が必要です。
一日葬は、家族葬の「きちんと見送れる安心感」と、火葬式の「負担の軽さ」の中間に位置します。「火葬だけでは寂しいが、2日間は負担」という場合の現実的な選択肢と言えます。
一日葬の費用|「1日分」でも安くなるとは限らない理由
「お通夜がない分、家族葬の半額になるのでは」と思われがちですが、実際はそうとは限りません。一日葬の費用を正しく理解するために、内訳を見てみましょう。
葬儀費用は「プラン料金+実費+宗教者への御礼」で決まります。一日葬で確かに減るのは、主に次の部分です。
・通夜振る舞いのお料理代
・お通夜1日分の式場使用料(式場により異なります)
一方で、祭壇・お棺・ご搬送・ご安置・火葬料といった費用は、家族葬とほとんど変わりません。ご安置の日数は、亡くなられてから火葬までの日数で決まるため、「1日葬だから安置も1日分」とはならず、火葬場の空き状況によっては家族葬と同じだけかかることもあります。
また、宗教者への御礼(お布施)も、一日葬だからといって大きく変わるとは限りません。読経の回数が減るとしても、お寺との関係の中で決まるものだからです。結果として、一日葬の総額は家族葬より抑えられることが多いものの、「半額」といった大幅な差にはならないのが実情です。当社では、家族葬と一日葬それぞれの総額見積りを並べてご提示できますので、金額差を具体的にご確認いただけます。
一日葬のメリット
一日葬が選ばれる主な理由を整理します。
(1)ご遺族・ご親族の負担が軽い:2日間の拘束がなくなり、体力的・精神的な負担が抑えられます。ご高齢の喪主様やご親族が多いご家庭で特に喜ばれます。
(2)遠方の親族が参列しやすい:宿泊を伴わずに日帰りで参列できるため、遠方のご親族にも声をかけやすくなります。
(3)費用を一定程度抑えられる:通夜振る舞いや式場使用料の1日分を抑えられます。
(4)儀式はきちんと行える:火葬式と違い、僧侶の読経やご焼香を伴う告別式を行うため、「きちんとお見送りできた」という区切りを持てます。菩提寺への納骨も、通常の葬儀と同様に行いやすくなります。
一日葬の注意点|選ぶ前に必ず確認したいこと
メリットの多い一日葬ですが、後悔を防ぐために知っておいていただきたい注意点があります。
1. 菩提寺がある場合は必ず事前に相談を
最も大切な注意点です。菩提寺(先祖代々お付き合いのあるお寺)がある場合、宗派やお寺の考え方によっては「お通夜を省くこと」に難色を示されたり、一日葬では戒名や納骨に応じられないとされたりすることがあります。お寺に相談しないまま一日葬で進めてしまうと、後の納骨や法要でトラブルになりかねません。菩提寺がある方は、一日葬を検討する段階で必ずお寺にご相談ください。当社からお寺への確認の仕方もアドバイスできます。
2. 「もう少しお別れしたかった」と感じることがある
お通夜がないため、故人様と過ごす時間は家族葬より短くなります。当日の進行があわただしく感じられたり、後になって「最後の夜をゆっくり過ごしたかった」と思われたりすることもあります。当社では、一日葬であってもご安置中の面会やご出棺前のお別れの時間を大切にした進行を組んでいます。
3. 参列できない方への配慮
1日で完結するため、日中に都合のつかない方は参列が難しくなります。お通夜がないことで「お参りの機会がなかった」と感じる方が出る場合もあります。訃報をお伝えする際に一日葬である旨と日時を明確に伝えること、参列が難しい方には後日のご報告やお参りの機会をご案内することで、行き違いを防げます。
大阪市での一日葬の流れ
東住吉区・阿倍野区で一日葬を行う場合の流れを、時系列でご説明します。
ご逝去・お迎え・ご安置
ご逝去されたら、葬儀社むらかみ(24時間365日受付・0120-89-4449)へご連絡ください。故人様をご自宅または当社の安置施設へお連れします。ご自宅への安置が難しい場合も、安置施設で面会していただけます。
お打ち合わせ
喪主様を中心に、一日葬で進めるか、日程、式場、プランを決め、総額のお見積りをご確認いただきます。この段階で、菩提寺の有無や、家族葬との費用差もあわせてご相談ください。日程は瓜破斎場の空き状況・宗教者のご都合・友引を踏まえて調整します。
ご納棺・葬儀当日
当日は、ご納棺を行った後、葬儀・告別式を執り行います。僧侶の読経、ご焼香の後、お別れ花で故人様を飾り、ご出棺前にゆっくりとお別れの時間をお取りします。大阪市立の火葬場(瓜破斎場など)では炉前でのお別れができないため、この出棺前が最後のお別れの機会になります。
火葬・お骨上げ・初七日
瓜破斎場へ移動し、火葬・お骨上げを行います。近年は当日に初七日法要を繰り上げて行うことが一般的で、これをもって一日葬の一連の流れは終了です。葬儀後の各種手続きや四十九日法要、仏壇仏具のご相談も引き続き当社がサポートします。
一日葬が向いている方・家族葬が向いている方
どちらを選ぶか迷われたときの目安を挙げます。
【一日葬が向いている方】ご遺族・ご親族にご高齢の方が多い/遠方からの参列者が中心/費用と時間の負担を抑えたい/菩提寺がない、または一日葬で問題ないと確認済み。
【家族葬が向いている方】故人様とゆっくり最後の時間を過ごしたい/菩提寺があり、通常の葬儀が望ましい/お通夜に来ていただきたい方がいる/宿泊して付き添いたい。
迷われる場合は、両形式の見積りと流れを比べたうえで判断していただけます。「決めきれない」という状態でのご相談も歓迎です。
一日葬に関するよくあるご質問
Q1. 一日葬にすると、家族葬よりどのくらい安くなりますか?
A. 主に通夜振る舞いのお料理代と、お通夜1日分の式場使用料が抑えられます。ただし祭壇・お棺・ご安置・火葬料は家族葬とほぼ変わらないため、「半額」といった大幅な差にはなりません。具体的な金額差は、両形式の総額見積りを並べてご説明します。
Q2. 菩提寺がありますが、一日葬はできますか?
A. お寺の考え方によります。お通夜を省くことや一日葬での戒名・納骨に応じられないお寺もあるため、必ず事前に菩提寺へご相談ください。相談の仕方が分からない場合は、当社がお手伝いします。菩提寺がない方は、宗教者のご紹介も含めてご相談いただけます。
Q3. 一日葬でもお坊さんに読経してもらえますか?
A. はい。一日葬は火葬式と違い、葬儀・告別式を行うため、僧侶の読経やご焼香を伴うお見送りができます。菩提寺がない場合の宗教者のご紹介についてもご相談ください。
Q4. 参列者にはどう伝えればよいですか?
A. 訃報の際に「一日葬で執り行う」旨と日時・式場を明確にお伝えください。お通夜がないことを知らずにお通夜の時間に来られる、といった行き違いを防げます。文面のご相談も承ります。
Q5. 一日葬でも会葬御礼や香典返しは必要ですか?
A. 参列者や香典の有無に応じてご用意します。少人数の一日葬では、当日にお渡しする形が一般的です。数量や品目はお打ち合わせの中でご提案します。
Q6. 高齢の親が「通夜はいらない」と言っています。一日葬でよいでしょうか?
A. ご本人の意向は大切な判断材料です。そのうえで、菩提寺の有無、参列予定の方のご都合、ご家族が後で悔いを残さないか、という3点を確認されると安心です。ご希望を伺いながら、一日葬・家族葬それぞれの流れをご説明します。
まとめ|一日葬は「負担軽減」と「きちんとしたお見送り」の両立
一日葬のポイントを整理します。
・一日葬はお通夜を省き、葬儀・告別式と火葬を1日で行う形式。家族葬と火葬式の中間
・負担が軽く、儀式もきちんと行える一方、費用は「半額」にはならない
・菩提寺がある場合は、選ぶ前に必ずお寺へ相談する
・大阪市立の火葬場は炉前のお別れができないため、出棺前のお別れが最後の機会
・迷ったら、家族葬との見積り・流れを比べて判断できる
葬儀社むらかみ(株式会社ラストステージ)は、阿倍野区・東住吉区で26年、一日葬・家族葬・火葬式それぞれのお見送りをお手伝いしてきました。形式選びのご相談、費用の総額見積り、式場のご見学は、フリーダイヤル0120-89-4449(24時間365日受付)まで、どうぞお気軽にお問い合わせください。相談だけでも構いません。
監修:葬儀社むらかみ(株式会社ラストステージ)|大阪市阿倍野区・東住吉区で26年、地域のご葬儀をお手伝いしています。